くらし情報『ピントも絞りも後から自由に変えられる「LYTRO ILLUM」発表会 - 画素ではなく「レイ」で表すライトフィールドセンサーとは?』

2014年11月5日 20:37

ピントも絞りも後から自由に変えられる「LYTRO ILLUM」発表会 - 画素ではなく「レイ」で表すライトフィールドセンサーとは?

この「リフォーカス」こそが「ライトフィールド (Light Field)」技術の面白さだ。

○光線の情報を記録する技術「ライトフィールド」

Lytro社の副社長 ジェフ・ハンセン氏は発表会で、ライトフィールドカメラをCamera 3.0:第三世代のカメラと位置づけた。アナログカメラからデジタルカメラに移行したように、デジタルカメラからライトフィールドの時代を迎えようとしているというのだ。

一般的なCCDセンサーやCMOSセンサーが光の強弱(明暗)と色を認識してデータ化するのに対し、ライトフィールドではマイクロレンズアレイと呼ばれるセンサーの集合体によって「あらゆる光線の方向を記録する」(ハンセン氏)という。その鍵を握るのは「ライトフィールドセンサー」と、それを解析する「ライトフィールドエンジン」、実際にオペレートするためのアプリケーション「LYTRO DESKTOP」である。

ライトフィールドセンサーのスペックは「画素」ではなく「レイ(光線)」で表現される。LYTRO ILLUMでは、4,000万レイのセンサーを搭載している。当然、写真としての1画素=1レイではなく、LYTRO ILLUMの撮影データは2,450×1,634ドット(約400万画素)

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