北野武最新作は元ヤクザ"ジジイ"の奮闘劇! 若者たちよ「思い知れ」
北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が2015年4月25日から公開されることが決定し、俳優・藤竜也が北野作品初出演にして主演を務めることが5日、明らかになった。
『アウトレイジ ビヨンド』から2年。待望の最新作は、元ヤクザの"ジジイ"たちの活躍を描き、高齢化社会やオレオレ詐欺など昨今の社会問題に切り込みながらも、世代を超えて楽しめるコメディタッチのエンタテインメント作品となっている。4月28日にクランクインし、6月29日にクランクアップ。本編はすでに完成しているという。
物語は、藤竜也演じる元組長がオレオレ詐欺に引っ掛かってしまったことにはじまる。「若者に勝手な真似はさせられねぇ」とかつての子分7人を呼び寄せ、金も居場所も失って毎日くすぶっていた"ジジイ"たちが世直しに立ち上がる。子分役には北野作品初出演となる近藤正臣のほか、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健といった平均72歳のベテラン俳優が起用された。
北野監督はビートたけし名義で役者としても出演している。
本作について北野監督は、「今回の作品はメインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいて欲しい。