Windows 8.1ミニTips (75) フォルダーのパスを簡単に参照・コピー、フォルダーをすばやく移動
Windowsに限らず多くのOSは、「ディレクトリ」と呼ばれる階層構造を採用している。WindowsやMacなどGUIを採用したOSでは「フォルダー」と現すが、パスを意識して利用しなければ、Windowsの使い勝手を向上させるのは難しい。今回はフォルダーのパスを簡単に参照・コピーする方法を紹介する。
「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。
○フォルダーのパスを簡単にコピーする
まず「パス」とは、フォルダーの階層構造やフォルダーの場所を、文字列で表したものだ。「c:\aaaaa」と書けば「Cドライブにあるaaaaaフォルダー」、「c:\aaaaa\bbbbb」なら「Cドライブにあるaaaaaフォルダーの中にあるbbbbbフォルダー」を表す。ここでいう「Cドライブ」のように、記憶装置の先頭から記述したパスを「絶対パス」、または「フルパス」と呼ぶ。ほかに「相対パス」という記述もあるのだが、ここでは省略する。
普段からマウスでWindowsを操作している場合、フォルダー階層を1つずつ移動することが多くなる。