2015年セキュリティ脆弱性予測、トレンドマイクロ
ダークネットや会員制フォーラムにおける取引の増加
ハッキングツールや攻撃の進化や拡大
モバイル端末における不正アプリ感染の増加
標的型サイバー攻撃の多様化
新しいモバイル決済システムに関する新しい脅威の登場
OSSのバグ脆弱性への攻撃の増加
IoE/IoTにおけるデータの危険性
インターネットバンキングなどの脅威の深刻化
同社は2015年以降の予測に加え、2014年における動向として日本国内でインターネットバンキングユーザーを対象としたサイバー犯罪が定着したことも指摘。サイバー攻撃や内部犯による脅威がとどまるところを知らないと説明している。
2014年はOpenSSLの脆弱性(通称:Heartbleed)やbashの脆弱性(通称:Shellshock)ほか、POS端末を狙った脅威が猛威を振るうなど、多方面にわたって深刻な脆弱性の報告が続いた。こうした脆弱性は現在も悪用されており、今後も継続して情報収集やモニタリング、アップデートなどを実施していくことが推奨される。