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なぜ猫は天気予報士にじゃれるのか

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なぜ猫は天気予報士にじゃれるのか
人間にとって、大切な情報である「天気予報」。ニュースはつい見逃してしまうこともあるけれど…これだけは欠かさずチェックするという方も多いことでしょう。そんな天気予報は、実は猫をも夢中にさせてしまうパワーを秘めていると、ご存じですか?その理由を教えます。

猫 VS 天気予報士 最終決戦 https://t.co/ETzA8wAFe4— うだま (@udama1212) 2014, 7月 6

■天気が気になるわけではない

猫の中には、天気予報の番組が好きな子も多いものです。もちろん猫にとって、明日の天気が「晴れ」でも「雨」でも大きな問題はありません。その情報を目当てにしているわけではないでしょう。天気予報の画面に張り付く猫の様子を見ていると、猫をくぎづけにしているのは「情報」ではなく「気象予報士」であることが分かります。人間にとっては、「普通の人」と大きな違いがあるようには思えない気象予報士の皆さんですが、何がそんなにも猫の気持ちを惹きつけているのでしょうか。


■手にしているのは…?

天気予報が始まったら、情報ではなく、気象予報士の姿に注目してみてください。すぐに一つの特徴を見つけることができるでしょう。そうそれは、気象予報士の皆さんが手にしている「指し棒」なのです。気象予報士は、その指し棒を巧みに使って、「雲の様子」や「台風接近」を説明してくれます。棒の先は、その説明に伴ってあちこちにユラユラ…。これこそが、猫を夢中にさせているものの正体なのです。

■小さくてちょろちょろ動き回るもの

猫はもともと狩りをする動物ですから、今もその本能を残しています。猫がハントするのは、ネズミなどの小動物。
小さくてすばしっこく動くこれらの動物を、俊敏な技術をもってしとめます。気象予報士が手にしている指し棒の先には、たいてい指しているところを分かりやすくするための小さな「目印」がついています。これがあっちへユラユラ、こっちへユラユラしているのを見ると、猫はどうしようもなく本能を刺激されてしまうのですね。まるで狩りをするように、指し棒にアタックしているのが分かるでしょう。

■専用のおもちゃを用意するのもアリ

こんな習性を持つ猫は、指し棒を使った飼い主とのコミュニケーションも、きっと喜んでくれるはずです。猫の気を惹きつける、専用のおもちゃを用意してあげるのも良いでしょう。ときどき遊んであげることで、日頃の運動不足も解消できますよ。

猫によっては、「○チャンネルの△△さんの天気予報が好き」と、かなり細かいこだわりを持つ子もいるようです。
天気予報は見づらくなってしまいますが、天気はあとでネットででもチェックするとして、まずは存分に猫の可愛いしぐさに癒されてみてはいかがでしょうか。ただし、テレビの傷予防だけは念入りにしておいてください。

(画像提供元:うだま)

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