2014年11月12日 11:30
2015年度の新卒採用活動、担当者の70%が「継続している」
アイデム 人と仕事研究所は10月1日~4日に、2015年度の新卒採用活動を行う企業担当者1,000人を対象に、採用活動についての調査を実施した。
○「採用選考に関する指針」は、60.6%が「守る」
2015年度新卒採用活動の継続状況について尋ねたところ、「継続して行っている」企業は69.8%、「既に終了している」企業は30.2%だった。
「現在も継続して行っている」と回答した企業に、採用活動の終了予定時期を聞くと、「2014年12月末頃まで」が26.6%、「2015年3月末頃まで」が25.6%だった。従業員規模別に見ると、規模が大きくなるほど「2014年10月末頃まで」の回答割合が増え、「2015年3月末頃まで」の回答が減っている。従業員規模の大きい企業は、採用活動の終了時期を早期に見込んでいるようだ。
2016年度の新卒採用活動において、日本経済団体連合会から「採用選考に関する指針」が出されている。新卒採用活動の広報開始時期を3カ月、選考開始時期を4カ月後ろ倒しにすることを求められているが、この指針の順守意向について尋ねたところ、60.6%が「守ると思う」と回答した。「守らないと思う」