2014年11月12日 15:28
Cypress、IoT向けセンサ機器への対応を目指したBLEソリューションを発表
Cypress Semiconductorは11月11日(独時間)、IoT向けにセンサベースの低消費電力システムを容易に設計することを目指したSoC「PSoC 4 BLE」ならびに「PRoC BLEプログラマブル ラジオオンチップ」を発表した。
IoTの活用に向けたセンサベースの製品の活用が試みられつつあり、そうしたセンサノードの無線規格としてBluetooth Low Energy(BLE)の活用が期待されているが、PSoC 4 BLEはそうしたIoT向け無線センサベースの設計容易化やBOMコストの低減などを実現するためのソリューションという位置づけとなっている。
自社の130nm フラッシュベースSONOSプロセス技術を設計し、かつBLEの認証も取得済みであり、同社が提供する統合開発環境(IDE)「PSoC Creator」を活用することでシステムのハードウェアとアプリケーションファームウェアを同時に設計することが可能になるという特徴がある。また、アンテナの設計もインピーダンスのマッチングなどを行う必要があるが、バランも統合しているため、2個の外部コンポーネントのみでパラメータの調整も容易に行うことが可能だという。