2014年11月13日 08:00
2020年東京五輪決定から1年! 「セブン銀行ATM」が訪日外国人に喜ばれるワケ
2020年の東京オリンピック開催が決まってから1年以上がたち、官民あげてのインバウンド対応、つまり訪日外国人受け入れのための対応策が着々と進んでいる。そうした中、セブン銀行では、すでに2007年から、海外発行カードが使えるATMを全国に設置してきた。今回は、海外発行カードを使えるようにした理由や、そのサービスの詳細について、同社営業推進部 副部長の伊藤浩太郎氏にインタビューした内容を紹介したい。
○「いつでも、どこでも、誰でも、安心して使える」という理念
――訪日外国人が日本に来て最も困ることの一つに、国内に設置されているATMの多くが海外で発行されたクレジットカードやキャッシュカードが使えないということがあるのですが、セブン銀行のATMでは海外発行カードが使えるわけですよね。観光庁の担当者の方も、御社のATMで海外発行カードが使えることに関し、「素晴らしい取組み」と話していましたが、セブン銀行ATMで海外発行カードが使えるようになったのはいつからでしょうか?
2007年です。全国のATMでの海外発行カード対応開始と同時に、海外発行カードが使われる頻度が最も高いと予想された成田空港に当社のATMを設置しました。