くらし情報『ローデ、オシロスコープ「R&S RTO/RTE」の高分解能モードオプションを発表』

2014年11月13日 16:18

ローデ、オシロスコープ「R&S RTO/RTE」の高分解能モードオプションを発表

ローデ、オシロスコープ「R&S RTO/RTE」の高分解能モードオプションを発表
ローデ・シュワルツ・ジャパンは11月12日、オシロスコープ「R&S RTO/RTE」の新オプションとして、最大16ビットの高分解能(HD)モード「R&S RTO-K17/RTE-K17」を発表した。

同オプションは、「R&S RTO/RTE」をアップグレードできるソフトウェアオプションで、オシロスコープの電圧分解能を最大16ビットまで向上させることができる。具体的には、8ビットのA/Dコンバータ(ADC)を通過した信号に対してローパスフィルタをかけることにより、SN比を改善させて16ビットの分解能を実現する。例えば、スイッチング電源はオン時とオフ時を同時に波形として捕捉する必要があるが、このときの電圧差は数百Vに及ぶ。HDモードを使用することで、オン/オフの挙動を観測しつつ、その電圧に埋もれた小さなノイズ成分を拡大し、抽出することができる。

また、HDモードでは、微小信号にもトリガをかけられる点が特徴として挙げられる。オシロスコープの入力感度を最大500μV/divまで設定することが可能な他、独自のデジタルトリガシステムの採用により、トリガ感度は0.04divを有する。

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