くらし情報『科学技術の「研究開発費」、中国が世界1位へ - 2019年頃に米EU抜き、OECD』

2014年11月13日 16:31

科学技術の「研究開発費」、中国が世界1位へ - 2019年頃に米EU抜き、OECD

科学技術の「研究開発費」、中国が世界1位へ - 2019年頃に米EU抜き、OECD
経済協力開発機構(以下、OECD)は12日、「科学技術産業アウトルック2014年版」を発表した。それによると、中国は科学技術の研究開発費(R&D支出)において、2019年頃に日本・米国・EUなどを追い抜き、世界1位になると予想している。

2008年~2012年までの期間、OECD加盟国における年間研究開発費の成長率は1.6%だったが、これは2001年~2008年までの成長率のわずか半分にとどまる。この要因としては、多くの国で研究開発費の予算が停滞あるいは縮小し、企業投資もその影響を受けたためと考えられる。一方、中国の研究開発費は2008年から2012年で倍増し、2019年頃には世界1位になると予測している。

2012年の研究開発費を見ると、OECD加盟34カ国では計1.1兆米ドル、BRIICS6カ国では計3,300億米ドル。国・地域別では、中国が2,570億米ドル、米国が3,970億米ドル、EU28カ国が計2,820億米ドル、日本が1,340億米ドルなどとなった。

2012年に最も研究開発費に注力した国は韓国でGDPの4.36%を充てていた。
OECD平均は2.4%だった。

世界のトップ科学的出版物について見ると、2013年は全体の12%をBRIICSが占め、10年前から倍増。

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