2014年11月17日 06:00
ミシュラン審査員もうなった!? 香港B級グルメの真髄は麺にあり!!
●見た目のインパクト大! "伝統の麺+汁なし+ふりかけ"はエビ香る濃厚仕上げ
10月30日に発表された「ミシュランガイド香港・マカオ編2015」。食の都・香港では、ミシュランのお墨付きは高級料理からB級グルメまで、さまざまなジャンルの飲食店が選ばれる。地元・香港の人から愛されるB級グルメのひとつである麺、さて、ミシュラン審査員をもうならせる麺料理とはいかに?
○香港伝承つるっとした「竹昇麺」を使用
九龍サイドの下町・サムスイポー。ここで1956年の創業以来、地元の人に愛され続ける麺がある。「竹昇麺」は昔から香港で受け継がれている調理法で、今や工場も少なく、食べられる店も少ない。竹の棒を使って麺を打つのだが、機械で打つ麺よりとコシと滑らかさがあり、しっかりとした食感を残しながらも簡単にサクサクとかみ切れるのだ。
この麺にこだわり、近くに麺打ち工場を作ってしまったのが「劉森記麺家 Lau Sum Kee Noodle」。生麺なので2日間で使い切るため、いつでも新鮮だ。
ちなみに、麺にはアヒルの卵を入れてコシを出し、かん水を入れてさらに歯ごたえをアップさせている。
○エビの卵の食感とその匂いにやみつき
この自慢の麺に醤油とラードを絡め、蝦子(乾燥させたエビの卵)