JASA、ロボット/組込機器向けハードウェア抽象化レイヤの国際規格を提案
OpenELはベンダやデバイスごとに異なっているロボットや組込機器におけるAPI仕様の標準化を目指したオープンライブラリ。主にロボットや制御システムを対象とし、モーター制御やセンサなどのデバイスの入出力に特化した標準API仕様を定義しており、このハードウェア抽象化レイヤが設けられることで、初心者では難しかったモーター制御が、そのAPIを用いることで簡単にできるようになり、ソフトウェアの開発後にデバイスが変更されてもソフトウェアの変更は不要となることを実現するとしている。
今後は、2014年12月に米国カリフォルニア州ロングビーチで開催されるOMG主催の技術会議において提案レビューを行い、必要に応じ変更提案などを行った後、早ければ2015年6月の国際規格化を目指すとしている。