ソニー、スマホ向け新CMOSイメージセンサー - 高速AF、HDRで4K動画撮影
同イメージセンサーでは、動きの速い被写体へのフォーカス追従性に優れた像面位相差AF信号処理機能をCMOSイメージセンサー上に搭載したのが特徴。イメージセンサーの画面に離散的に像面位相差AF専用画素を埋め込み、そこから得た情報をもとに、被写体までの距離(測距)や、フォーカスを合わせるためのレンズ位置を計算、これらを積層型CMOSイメージセンサー内部の信号処理回路で行うことで、スマートフォンでも追従性に優れた撮影が可能になるという。
また、逆光下でも明暗部を明瞭に映し出すHDR(ハイダイナミックレンジ)機能が、高解像度の静止画、4K動画撮影に対応する。同機能は、2種類の露出条件を設定し、各条件で得た画像情報に対し、適切な信号処理を施すことで実現しているが、今回は、画素の配置と信号処理を従来より進化させた。
(記事提供: AndroWire編集部)