ルネサス、産業ネットワーク機能内蔵のFAソリューション10品種を発表
近年の生産性向上への要求の高まりの中で、生産工場の中で使われるさまざまな制御機器においても、今まで以上の高性能化とネットワーク化への対応が求められている。特に、ACサーボなどのモータ制御では単にCPU性能が高いだけではなく、どのような場合にも処理時間が変化しない高いリアルタイム性を持つソリューションが求められている。しかし、動作周波数の高いマイクロプロセッサ(MPU)はキャッシュメモリの特性により処理時間が変化するためリアルタイム制御に不向きである。一方、リアルタイム制御を得意とするフラッシュメモリ内蔵マイコンはMPUのような高い動作周波数の実現は困難だった。
また、工場内で使われるネットワークについても産業機器メーカー各社の独自による通信規格から、Ethernet技術をベースにしたEtherCATや、EthterNet/IP、PROFINETなどのオープン規格が普及しつつある。このオープン規格に対応するためには通信専用の半導体デバイスをプロトコル別に用意する必要があり、システムコストや実装面積の増大を招いていた。
そこで、同製品では高性能リアルタイム制御とマルチプロトコル産業Ethernet通信を1チップで実現した。最大600MHz動作のARM Cortex-R4Fコアと、キャッシュメモリを介さずCPUコアに直結する密結合メモリ(TCM:Tightly Coupled Memory)を搭載することにより、従来のようなキャッシュメモリベースのMPUでは実現できなかった高いリアルタイム応答性と、従来のフラッシュメモリ内蔵マイコンを超える高速動作を両立させている。また、ネットワーク化へのニーズについては、同社の「R-IN」シリーズで実績のあるマルチプロトコル対応の産業Ethernet通信向けアクセラレータ「R-INエンジン」を内蔵した製品をラインナップし、EtherCATをはじめとする複数の産業Ethernet通信規格に対応する。さらに、同社の「RXファミリ」や「SHファミリ」の周辺機能の多くを継承しており、制御機器のローエンドからハイエンドまでスケーラブルなシステムの設計が容易となっている。
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