2014年11月18日 17:50
ヤフー、ブロケード製品でOpenStackプライベート・クラウド・インフラ構築
ブロケード コミュニケーションズ システムズは11月18日、ヤフーがブロケード製品(Brocade VDX 8770スイッチ、Brocade VDX 6740スイッチ、Brocade ADXシリーズ・ロードバランサ、およびBrocade MLXeルータ)を採用したと発表した。
このOpenStackプライベート・クラウド・インフラは、Yahoo! JAPANの国内データセンターおよび同社の米国子会社であるYJ Americaの新規データセンターにおいて2015年4月の正式稼働を予定しており、2014年12月よりテスト稼働を開始する。
ヤフーは採用のポイントとして、採用・運用実績があり、オープンなシステム環境の構築に最も協力的で、かつ必要な先進技術・製品を提供できる点を上げている。
また、OpenStack基盤を構成するネットワーク機器をブロケード製品にしたことで、シンプルさを維持しながら高い通信性能と安定性を確保。ソフトウェア・ベースのGRE(Generic Routing Encapsulation)トンネリングと比較して、8倍のスループット、2分の1のレイテンシを達成したことを挙げている。