2014年11月19日 09:00
PlayStation 4採用話からNAS破壊まで - Meet BSD 2014
●人脈は製品に採用する技術を決定する重要な要因!?
11月1日・2日、米国のシリコンバレーで*BSD関連の会議「Meet BSD California 2014」が開催された。インターネット黎明期はエッジサーバとしての需要が高かった*BSDだが、現在ではエッジサーバのみならず高性能アプライアンスからコンシューマデバイスまで、組込み向けのオペレーティングシステムとして採用が進んでいる。
最近、最も多くの台数が出荷されたのはPlayStation 4だろう。PlayStation 4はFreeBSDベースのオペレーティングシステムを採用した。また、広く利用されている製品での採用例としては、MacのユーザランドにFreeBSDが使われていることも知られている。
この手の話はニュースで取り上げられるなど、表に出てくることは少ない。どの会社のどのデバイスがどのオペレーティングシステムを使っているかについては、ほんの一握りのエンジニアしか知らないことが多い。実際に顔を合わせて話をした時、「あぁ、あなたの会社のプロダクトもそのオペレーティングシステムを使っているのか」といったことが明らかになったりする。