東京都品川区セミナー開催-MIT メディアラボ副所長 石井 裕教授登壇!
同社は世界最大規模の総合印刷会社であるが、書籍や包装材などの従来印刷物だけでなく、電子デバイスやデジタル情報、フォトマスクなどの印刷応用製品、 さらに環境やエネルギー、ライフサイエンスの分野にも事業を広げることで、新しい価値を創造し続けている企業だ。
今回のセミナーでも注目されている"タンジブル・ビッツ"は、デジタル情報に物理的な実体を持たせることで、それを直接的に知覚し操作できるようにして、物理世界と情報世界の融合を目指すもの。そして、その進化形であるラディカル・アトムズは、デジタル情報を動的に実体化させ操作する、人間とコンピュータをつなぐ未来型のビジョンであるという。
本セミナーの第1部では、タンジブルの先駆者であるMITメディアラボ副所長の石井裕教授が登壇。2014年4月、ミラノ・デザイン・ウイークの「LEXUS DESIGN AMAZING 2014 MILAN」で披露された、ラディカル・アトムズの最新作「TRANSFORM」のデザイン・フィロソフィーについて、「TUI(タンジブル・ユーザー・インタフェース)の進化と新たな可能性」と題した講演を行う。
また、同社が推進する、ICT(情報通信技術)を活用したさまざまなインタラクティブメディアの開発と提供について、事例を交えた紹介も実施される。本講演は、同社のインタラクティブメディアの専門コンサルが行うのだが、前述の石井裕教授と共に「TRANSFORM」の開発に参加したメンバーが担当する予定だ。
第2部では、「ミュージアムラボ - コミュニケーション技術展2014」見学会も行われる。ここでは、大日本印刷が開発した技術・表現方法の中で、美術作品の新しい鑑賞方法を提案する「ルーヴル‐ DNPミュージアムラボ」に採用されたものを中心に展示。空間開発に活用可能な、さまざまなコミュニケーションモデルを体験できるという。
P&I Solutions Seminar「タンジブル・ビッツの進化形、ラディカル・アトムズ(舞踏原子)による新しい表現とコミュニケーションの可能性」の概要は以下の通り。・ 日時:2014年11月27(木)13:10~17:00 ※受付開始12:50~
・ 場所:DNP五反田ビル(品川区西五反田3-5-20)
・ 参加費:無料
・ 申込:Web事前申込http://www.dnp.co.jp/seminar/141127/
・ 主催:大日本印刷株式会社