2014年11月19日 18:24
エアバスの最新機"A350XWB"が日本に初飛来! ボーイング787を迎え撃つ性能 - 写真50枚
11月19日、エアバス社の最新型旅客機、A350XWB(エクストラ・ワイド・ボディ)が羽田空港に初飛来した。
○787に迫る勢いで750機を受注済み
快晴の羽田空港に姿を現したA350。CGを見た時に感じた安定感は予想通りだったが、本物は思った以上に両翼が長い印象だった。300席前後の旅客機としては大型の印象を受けたのは、それに加え、このクラスでは最大レベルの胴体幅を持つからだろう。客室内の座席を見ると、両端の席の肘掛から肘掛までのサイズは5.58mで、このクラスでは最大なのだ。
A350XWBには800、900、1000の3タイプのファミリー機があり、飛来したのはA350-900。機体番号「MSN005」のテスト機だ。11日間をかけて行うアジアでのデモフライトの一環として日本を訪れた。
A350XWBはボーイング787のライバル機にあたり、同機に迫る勢いの750機をすでに受注済みだ(2014年11月17日時点)。日本のエアラインではJALがA350-900を18機、A350-1000を13機、それぞれ確定発注し、25機をオプションでオーダー。2019年以降に運航を開始する予定だ。