くらし情報『草津白根山の噴火警戒レベル引き上げを受け、「ツール・ド・草津」は中止に』

2014年11月20日 06:30

草津白根山の噴火警戒レベル引き上げを受け、「ツール・ド・草津」は中止に

草津白根山の噴火警戒レベル引き上げを受け、「ツール・ド・草津」は中止に
群馬県草津町で毎年4月に開催されているヒルクライムレース「ツール・ド・草津」の実行委員会は11月17日、草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられたことを受け、2015年大会を中止することを発表した。

○警戒レベルが緩和されても中止のまま

同レースは草津国際スキー場「天狗山特設会場」から志賀草津高原ルートを経て白根火山を目指す、約12.3kmのヒルクライムレース。毎年4月に開催され、サイクルスポーツの幕開け的な存在となっていた。

しかし、今年の6月に気象庁が草津白根山の噴火警戒レベルを平常の「1」から火口周辺を規制する「2」に引き上げており、国道292号志賀草津道路の交通規制が実施されている。それ以降、規制時間外は車両(自転車含む)の通行ができるよう監視体制がとられているが、ゴール会場周辺は車両駐停車禁止区域となっており、滞留することが認められていない。

こうした状況下で協議開催を各関係機関と協議した結果、競技者の安全を第一に考え、中止とする決定を下したという。これから来年に向けて大会の準備を進めないため、仮に警戒レベルが緩和されても大会は開催しないという。

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