くらし情報『オンデーズ、社員の奨学金返済分を給与に付加する「奨学金返金救済制度」』

2014年11月20日 10:05

オンデーズ、社員の奨学金返済分を給与に付加する「奨学金返金救済制度」

オンデーズ、社員の奨学金返済分を給与に付加する「奨学金返金救済制度」
オンデーズは19日、奨学金滞納問題への取り組みとして奨学生の負担となる奨学金の返済金を給与に付加し、月々の奨学金返済を企業として加担する「奨学金返金救済制度」を2014年12月より導入すると発表した。

同制度は、独自の社内試験に合格した社員を対象に、月々の返済額を給与に上乗せして支給することで、奨学金の返済分を企業が加担するというもの。対象は、学生の時に奨学金を受給しており現在も返済を続けている人で、かつ社内試験に合格した人となる。社内試験は、筆記試験、プレゼンテーション、グループワーク、面接にて行われる。

日本学生支援機構(JASSO)によると、奨学金の利用者は年々増加傾向にあり、貸与人数は2003年には約86万人だったものが、2012年には約134万人に達し、この10年間で約1.5倍に拡大。増加傾向の利用者数と同時に、滞納者の数も年々増えており、2012年度の統計では、日本学生支援機構の奨学金滞納者は33万4,000人、滞納額は925億円で、1998年の15万人に比べると滞納者は倍以上に伸びているという。

オンデーズは、学業を終了し、企業に就職する新社会人の生活と、次世代の学生を企業としてバックアップ出来る体制づくりが必要と考え、制度設立に至ったと説明している。

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