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カシオのBluetooth搭載スポーツウオッチ「STB-1000」を皇居ランナーが試す - 1カ月の試用で見えた"優等生"ぶり

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カシオのBluetooth搭載スポーツウオッチ「STB-1000」を皇居ランナーが試す - 1カ月の試用で見えた"優等生"ぶり
●外観は好印象!
カシオ計算機は、スポーツウオッチ「PHYS(フィズ)」シリーズから「STB-1000」を発売した。iPhoneとBluetoothで接続して、多彩なフィットネスアプリと連携できる腕時計だ。今回は、週に1~2回ランニングをするのが習慣だというKさんに、STB-1000-4(オレンジ)を1カ月ほど試用した使い心地をレポートしてもらった。

Kさんは東京都内に勤務するごく一般的な女性で、特に運動が得意というわけでもない。ランニングをしているのは「走っているとスカッとする」というストレス解消目的だそう。厳密にタイムを追求しているわけではないが、なんだかんだタイムが縮んでいるとうれしいのでこれまでもiPhoneでタイムを計測していた、とのこと。

KさんにSTB-1000を持ってもらうと、はた目には「女性の手には、ちょっとごついかな?」と映る。

Kさん「着けてみるとそうでもないですよ。
こんなもんじゃないですかね?

私の場合は大体フェミニンな雰囲気の服装なので、さすがに普段使いでは違和感があるかもしれません。でもスポーティな格好にはピッタリですね! アウトドア派なので、走る時以外にも着けていけそう」

KさんはSTB-1000のデザインを気に入ってくれた模様。オレンジの差し色が効いているのもポイントだったようだ。

余談だが、ランニング姿を撮影させてもらうべくKさんに来社してもらった際、待ち合わせ場所にはすでに息を切らせているKさんが……。あれ、なんで?

Kさん「いつも使っているランピット(ランナー用の施設のこと)から走ってきたんですよ……」

「気合バッチリじゃないですか~!」と筆者が突っ込むと、

Kさん「ちょっと距離があるので、ホントはタクシーで来るはずだったんです。なのに、このランナー姿だとタクシーが止まってくれなくて……。空車なのにどのタクシーもびっくりするくらい止まってくれないんです。『お前、サボるなよ』ってことなんですかね~」

タクシーはランナー姿ではつかまらない。
皇居ランをする際にはくれぐれも注意が必要だ。

●"時計"であることの利点
○人気コースの皇居ラン

というわけで、ウォーミングアップばっちりのKさんに皇居の外周路を1周してもらうことに(ちなみに、弊社は東京都・竹橋にあり、皇居の目の前に位置する)。皇居の外周路を走るのは皇居ランと呼ばれている。1周約5kmとキリがいい、信号がない、景色がいいなどの理由でランナーに人気のコースだ。

Kさんは普段から皇居ランをするらしく、1周にかかるタイムはだいたい25分から30分だとか。いつもは1周しかしないが、調子がいいと2周する時もある。ただし「2周が限界」とのことだ。

スタート前にSTB-1000とiPhoneをBluetoothで接続。
iPhoneとSTB-1000を連携させるためには、準備されたいくつかのランニングアプリから1つをインストールする必要がある。アプリを起動して、アプリ画面に沿ってペアリングを開始。今回、Kさんが使用した「Wahoo Fitness」では"センサー"から追加を行う。このとき、STB-1000は"POWER"と書かれたフロントボタンを押すだけだ。

さて、戻ってきたKさんに、初めてSTB-1000を着けて走った感想を聞いてみよう。

Kさん「これ、スマホをポケットから出さずにタイムを止められるんですよ!」

と、さっそく興奮気味のKさん。筆者としては「なに当たり前のこと言ってるんだろう」である。しかし、Kさんの言い分を聞いてみると「なるほど」と納得したのであった。
というのも、スマートフォンでタイムを計ると、走り終わってからポケットのファスナーを開けてiPhoneを操作して……と、わりと複雑な手順になるのに対して、STB-1000であれば文字板右上のボタンを押すだけでタイムを止められるのだ。もちろんペアリングしているiPhoneにもその情報が転送される。

Kさん「走り終わったらすぐにタオルで汗を拭きたいし、水分を摂りたいんです。だからパパっとタイムを止められるのはありがたいです! 以前、一緒に走っていた友だちと話し込んでしまってiPhoneのタイマーを止め忘れる、なんて悲劇も実はありましたが、これならもうその心配はいらないです」

STB-1000の操作性に満足いただけたようだ。Kさんには引き続き、STB-1000を使ってもらった。

●過不足のない優等生
○過不足のない多機能ぶりに大満足

Kさんには約1カ月ほど試用して、気づいたことなどを記録するようお願いしていた。皇居ではなく自宅の近くを走る際には特に"時計であること"が役に立ったようだ。

Kさん「信号待ちが多くてもすぐにタイム計測を停止・再開できるからラクでした! 自宅近くは信号が多いし、かといって皇居まで電車で行くのも面倒だし、っていう時にSTB-1000があるから走ろう、って気になれましたよ」
STB-1000はランニング中に音楽を楽しめる機能も搭載。
ペアリングしているiPhoneのミュージックアプリをコントロールして、時計のボタンから曲の再生・停止・音量調節などを行える。実際にKさんは音楽を聴く機能を使ってみましたか?

Kさん「外を走っている時は周りの音が聞こえないと怖いので、1度試して諦めてしまいました……。でもジムで走る時にはとってもうれしい機能です。大好きなももクロちゃんの曲を聴きながら走ったら、かなりノリノリでがんばれました!」

大好きなアーティストの曲を聴きながら走ったら、少ししんどい時もがんばれそうですよね。メールや電話、LINEの通知が時計に表示される機能はどうでした?

Kさん「初めて時計にLINEの通知が来た時はびっくりしました。こんなことができるのか、と。文字板に『LINE』って表示されているんですよね。LINEで緊急の連絡が来ることはあまりないですが、電話の通知が時計に来るのはすぐに気付けて便利だな、と感じました」

そのほかに気づいたことってありますか?

Kさん「充電しなくていいのはラクですよね。
電池が2年もつ、って時計では当たり前かもしれないですが、最近よくあるスマートウオッチは週に1度くらいの頻度で充電しなきゃならないものが多いですもんね。その手間がないのは些細なように見えて大切なポイントだと思います」

ずばり、STB-1000を使ってみてどうでしたか?

Kさん「シンプルで使いやすいけど、必要なところはしっかり押さえている、という印象です。私みたいな初心者ランナーでも、本格的なランナーでも使えると思います。過不足がないというか、"優等生"です! 何よりありがたいのは、サボりたいな~と思った時に『やっぱり走りたい!』って思わせてくれることですね!」

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