JR西日本、北陸新幹線開業へ保守用車の導入が進む - 除雪作業車23両も配備
新たに導入した除雪車は、新潟トランシス製の除雪用ロータリー付きモーターカー。排雪板で雪をかき分ける方式と回転式の羽によるロータリー方式の両方を車両の前後にそれぞれ備える。新幹線の除雪作業車では最高となる800馬力と600馬力の2つのタイプを配備し、800馬力の車両には、線路横の雪を掘り下げられる機能を国内で初めて搭載した。2012年に富山県の高架橋上で実施した試験にて、除雪車の性能は確認済みだという。
冬季の積雪が見込まれる北陸新幹線では、高架橋上の軌道をかさ上げし、除雪した線路上の雪を線路脇に貯めておける構造を採用。豪雪地区では夜間に除雪作業車を稼動させ、線路上の雪を高架下の貯雪スペースへ除雪する計画だ。一部地区ではこれに加え、スプリンクラーや高架橋を覆うシェルターを設置して積雪に備える。
JR西日本は除雪車以外にも線路保守用作業車の配備を進めており、新幹線運行前の早朝に線路の安全確認を行う「確認車」8両と、レールの表面をなめらかにして騒音低減などを図る「レール削正車」2両を導入済み。今後も架線点検などに使用する電気保全車、トンネル点検などで活躍する構造物作業車など、計13両を来年3月末までに配備する予定だという。
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