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リーズナブルな料金でスマホを始めるには? U-mobileのLTE使い放題プランに申し込んでみた

マイナビニュース
リーズナブルな料金でスマホを始めるには? U-mobileのLTE使い放題プランに申し込んでみた
●そもそも"格安スマホ"って何?
スマートフォンを使ってみたいが、高額な月額料金を前に足踏みしているという人も多いかもしれない。主要キャリアでは、音声通話を定額とする新料金プランを相次いで導入したが、あまり通話しない人にとっては実質的な値上げとなるプランであり、スマートフォンの月額料金は依然として高止まりとなっている。

そこで注目を集めているのが、MVNOと呼ばれる通信事業者が提供する"格安スマホ"だ。これらの格安スマホは、低料金でキャリアのスマートフォンとほぼ同様に使えるのが特長であり、スマートフォンの料金を節約できるサービスとして、急速に認知を広げている。とはいえ、"キャリアのスマホとどう違うのか?"、"どうやって申し込めば良いのか?"など、疑問に思っている人も多いだろう。

本稿では、格安スマホについて解説するとともに、独自の通話サービスやLTE使い放題プランなど、ユニークなサービスを提供する「U-mobile」の申し込み手順から、実際に端末を使用するまでの一連の流れを紹介していきたい。

○そもそも"格安スマホ"って何?

まずは、"格安スマホとは何か?"という基本からおさらいしていこう。格安スマホとは、キャリアよりも低料金の通信サービスが利用できるスマートフォンのことだ。
これらの低料金の通信サービスが、いわゆる"格安SIMサービス"であり、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、キャリアのネットワークを借りてサービスを提供している。

格安SIMサービスには、SIMカードのみを単体で提供するものもあるが、端末とSIMカードを一緒に揃えたいのであれば、SIMカードとSIMフリースマートフォンをセットで提供するサービスを選択するのが良いだろう。これらのサービスでは、端末代金を2年間の割賦払いなどで支払うことができ、初期費用を抑えて端末を購入することが可能だ。

また、格安SIMには、データ通信専用のSIMカードと、データ通信に加えて通話も利用できる音声通話SIMの大きく分けて2種類がある。キャリアのフィーチャーフォンやスマートフォンから格安スマホへの移行を検討している人には、音声通話SIMがおすすめだ。キャリアと同様に090/080/070番号を使って通話ができるほか、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)に対応したサービスであれば、キャリアで使っていた電話番号をそのまま使って乗り換えることもできる。なお、格安スマホはキャリアの提供するサービスではないため、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」といったキャリアメールをはじめとするキャリア独自のサービスは利用できないので、あらかじめ留意しておこう。もっとも、「LINE」や「Gmail」などを利用すれば、キャリアメールの必要性はさほど感じないだろう。


○スマホセットプランも提供する格安SIMサービス「U-mobile」

これから格安スマホを始めたい人にもおすすめできる格安SIMサービスが、U-NEXTの提供する「U-mobile」だ。U-mobileでは、データ通信専用の「U-mobile データ専用」、音声通話に対応した「U-mobile 通話プラス」というSIMカード単体のプランに加え、SIMフリースマートフォンとSIMカードをセットにした「スマホセットプラン」も提供。

スマホセットプランでは、ファーウェイ製の「Ascend G6」、プラスワンマーケティング製の「freetel priori」という2機種のSIMフリースマートフォンを提供している。また、11月8日より国内販売されるASUS製のSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」の提供も予定している。

U-mobileは、NTTドコモのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」と3Gサービス「FOMA」に対応した通信サービスとなっており、利用エリアはドコモと同様。通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps(理論値)となっている。

音声通話SIM単体の料金プランは、高速データ通信量が月間1GBのプランで月額1,580円(以下、料金はすべて税抜)、月間3GBのプランで月額1,980円。なお、11月1日より料金プランが刷新され、従来の月間5GB、7GBのプランは廃止となり、「LTE使い放題プラン」月額2,980円が新たに登場した。
このほか、月間の通信料が1GB以下で月額1,480円、1GB超で月額2,480円の「ダブルフィックスプラン」が提供されている。

スマホセットプランの場合、上記の月額料金に加えて、24ヶ月間は端末代金の分割支払金がかかる。25ヶ月以降は、SIM単体の月額料金と同様になる。

このほか、U-NEXTでは、U-mobile専用の格安通話サービス「U-CALL」も提供しており、専用アプリから通話発信することで、従来の半額となる10円/30秒(不課税)の通話料で電話をかけることが可能。また、10月1日には東京・南青山に実店舗の「U-NEXTストア」をオープンし、端末の展示やSIMカードの販売を行うなど、特にユニークな格安SIMサービスとなっている。

●U-mobileにオンラインから申し込んでみた
○U-mobileにオンラインから申し込んでみた

実際に、U-mobileの格安スマホを申し込み、使用してみたので、オンラインでの申し込みから商品到着、端末設定などの一連の手順を紹介しよう。

U-mobileのオンライン申し込みは、同サービスのWebサイトから行う。音声通話SIMのスマホセットプランを申し込む場合は、「スマホ×U-mobile 通話プラスはこちら」の右側にある[今すぐお申し込み]をクリックすればよい。


なお、オンライン申し込みには、運転免許証などの本人確認書類の画像データとクレジットカード、メールアドレスが必要。また、本稿では、新規契約による申し込みを行ったが、U-mobileでは他社からのMNPでの乗り換えも可能だ。MNPを利用する場合には、現在契約中のキャリアから"MNP予約番号"を取得しておく必要がある。

次に表示される画面で利用規約を確認した後、[次へ]をクリックすると、申し込み情報の入力画面が表示される。同画面では、SIMカードの種類とスマートフォンの機種とカラー、料金プランとオプションサービスを選択する。なお、スマホセットプランでスマートフォンを選択すると、SIMカードのサイズが自動選択されるようになっている。

今回は、Ascend G6を24回の割賦払い(月額1,242円)で購入することにしたが、一括払いでの購入も可能だ。また、料金プランは、月額2,980円のU-mobile 通話プラスLTE使い放題を選択した。
加えて、音声通話のオプションサービスとして、キャッチホン(月額200円)、留守番電話(月額300円)にも申し込んだ(価格はすべて税抜)。

画面の下側では、氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレスなどの情報のほか、クレジットカード情報を入力して、[お申し込み内容確認画面へ]をクリックしよう。次に表示される画面で入力した内容を確認し、下部にある[上記内容を送信する]をクリックすると、情報の送信が行われる。

すると、入力したメールアドレスに案内メールが送信されてくるので、記載されているURLにアクセスし、表示されるWebページから本人確認書類の画像をアップロードしよう。以上で申し込み手続きは終了となり、アップロードした本人確認書類などの確認が完了すると、"お申し込み完了のお知らせ"メールが届く。

○かんたんな初期設定で、すぐに利用を開始できる

SIMカードとスマートフォンは、通常、申し込み手続き完了日の翌営業日に宅配便で発送が行われる。到着したら、まず、SIMカードを台紙から取り外し、スマートフォンに装着しよう。

通常、U-mobileのSIMカードのみを購入して利用する場合は、端末の設定画面からAPN(アクセスポイント名)情報の登録と設定を行う必要がある。
しかし、U-mobileとセット販売の格安スマホでは、U-mobileのAPN情報があらかじめ登録されているため、それを選択するだけで設定完了だ。

APNの設定は、格安SIMサービスを利用する際の最大のハードルと言えるため、あらかじめAPN情報が登録されているのは便利であり、初心者でも手軽に利用を開始することができるだろう。

なお、Webページの閲覧やYouTube動画の視聴などでデータ通信を試してみたが、問題なく利用できた。また、音声通話については、格安通話サービスの「U-CALL」が快適に利用可能だったが、こちらについては、マイナビニュースの別稿で詳しく紹介しているので、ご参照いただきたい。

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スマートフォンの料金を節約できる格安スマホが注目を集めている。本稿で紹介したU-mobileのように、格安SIMカードとスマートフォンをセットで提供するサービスを利用すれば、初心者でも手軽に格安スマホを始めることができ、なおかつ初期費用も抑えることができる。申し込み手順や端末設定もとくに難しくないのも有難い。

現在U-mobileでは「LTE使い放題」プランへ新規加入すると、最大2ヶ月「1GB」プランの料金で利用できるキャンペーンを実施している。
期間は11月30日まで。

もっと手軽にスマーとフォンを利用したいと考えている人は、U-mobileを検討してみてはいかがだろうか。

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