2014年11月21日 21:00
進化したCreative Cloudが次に向かう先は? - CCの"生みの親"・Mala Sharma氏に聞く
●モバイルアプリの拡充により「あらゆるクリエイティブな人」をユーザーへ
米カリフォルニア州・ロサンゼルスにあるロサンゼルスコンベンションセンターおよびノキアシアターにおいて、Adobe Systemsの主催により開催されたクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2014」。アドビのクリエイティブ関連の製品群は現在Adobe Creative Cloud上に集約されており、今回のAdobe MAXでも、Creative Cloudの大幅なアップデートが発表の目玉になっていた。
正式リリースから1年半が経過し、クラウドサービスとしての形が整ってきたCreative Cloudだが、今後はどのような方向に進んでいくのだろうか。それについて、Creative Cloudのビジネスを担当するバイスプレシデントのMala Sharma氏から話を聞く機会を得た。Mala Sharma氏はCreative Cloudの構想の最初の提唱者でもある。
○Creative Cloudが新しいイノベーションを起こす
最初に、Sharma氏はCreative Cloudをスタートしたときのことを振り返って次のように語った。