2014年11月24日 12:40
フェラーリをデザインした奥山清行によるコンバインが登場 - UTVのコンセプトモデルも披露されたヤンマー発表会
ヤンマーは、大阪府・梅田の同社本社ビルにおいて実施した発表会にて、先進的なデザインの大型トラクター「ヤンマートラクター YTシリーズ」、ヘッドマウントディスプレイによる操縦で無人稼働が可能なコンセプトモデル「無人型バックホー」のほか、今春発売予定のコンバインやコンセプトモデルなどを発表した。
○自脱型コンバイン YHシリーズ
昨年発表されたコンセプトモデル「YT01」から製品化を果たしたトラクター「YTシリーズ」と同じく、量産モデルとして発表されたのは「自脱型コンバイン YH シリーズ」。デザインは、「YTシリーズ」同様、フェラーリを手がけた日本人として知られ、同社取締役を務めている奥山清行氏が担当しており、同社いわく「斬新かつ独創的ないままでの農業機械にはない"プレミアムデザイン"」を採用している。
この機種の発売される背景には、国内の担い手農家・集落営農が着実に増加しており、経営規模の拡大に伴って高効率・高性能、そして低コストにつながる農業機械が強く求められていることがあるという。搭載した自社製のクリーンディーゼルエンジンは国内特殊自動車3次排ガス規制をクリアしているもので、同社が作りだしたという丸ハンドルは電子制御化で操作性を向上したとのこと。