エジプト労働記 (24) 花屋さんのサービス - 香りのしない花束の謎
【強めの香りがお好み?】
友達があるステージに立つということで、別の友人と連れ立って見に行った日のことです。
会場で落ち合った友人が持っていたのはプレゼント用のきれいな花束。気がきくなあ~と感心しつつ、開演時間まで談笑していたところ、会場にいた知らないエジプト人女性がニコニコしながら近づいてくるではありませんか。何だろうと思っていると、「素敵なお花ね、匂いをかがせて」とのこと。
「エジプト人ってロマンチックだし、お花の匂いを嗅ぐのが好きなのかも~! 少女マンガみたい!」と、思った私。「どうぞ」と差し出した花にニコニコして顔を近づけた彼女でしたが、ピタッと真顔に戻り、「香りがしないわ!」と一言。
そのままどこかへ立ち去ってしまいました。
え? 香りがない? とおもいながら匂いを嗅いでみると、自然のよい香りがします。どういうことだろうと困惑していたところ、友人が「たぶん…」と解説してくれました。
彼女によると、花屋さんによっては、花に香水をシュッシュッと吹きかけてくれるサービスがあるそうです。友人は「香水をかけられそうになったけど、お断りしました」とのこと。後日、エジプト人に聞いてみたところ、全部のお花にはかけないけれど、ちょっと時間のたってしまった花にはやってくれるときもある、とのこと。
言われてみれば、エジプト人は香水が好きな人が多く、花に香りづけをするというのも納得です。お花一つでも、国民性が出るのかもなあ・・・と思ったのでした。
おろぐちともこ
大学で古代エジプト史を専攻し、2011年よりカイロ在住。日々、エジプト人観察に励む。
現在はWebやエジプト人による日本語雑誌の漫画を執筆したり、デジタルアシスタントをしたりと、国境を越えて活動中。至上の喜びは、素敵なカフェで水タバコの煙をゆらしながらぼけっとお茶をすること。生活記Blogつぶえじでは、現地の生活の様子を不定期に発信している。
提供元の記事
関連リンク
-
ハルカミライ、新たな自主ライブ『A CLASSIC CRATER 2012~2019』幕張メッセ9-10ホールで開催
-
妻との離婚を知った義父が“800万円”の請求!?しかし、一切動じない夫は⇒「…ご存じないですか?」
-
電車で…「限界だから持てよ(笑)」妊婦に荷物を押し付ける夫!?だが直後、老人が放った”一言”で…夫は冷や汗?!
-
new
息子を”暗い公園に放置”し危ない目にあわせた義母。だが、ガチ切れした嫁の【ある通告】に…「いやぁー!」義母絶叫
-
new
夫「ほぼ冷凍食品じゃん」妻「作っただけエラいじゃん!」文句ばかり言う夫…? 家事にも給料ほしいんですけど?と言った結果…