広々としたスペースが気に入って契約したワンルームも、いざ住んでみると収納スペースの確保に頭を悩ませるという話をよく聞きます。
そこで、インテリアブランド・イデーの宣伝販促室・広報担当の小林晴美さんに、部屋に収納スペースを作るコツについて教えていただきました。
■使い方を限定しないキャビネットを選ぶ
――狭くならないように、ワンルームに収納スペースを作ることはできますか。
小林さん:美しく、気持ちのよい生活を送るためには、モノの量に合わせて収納を用意するのではなく、「空間に適量を置く」ことが重要です。部屋のレイアウトをする前に、どのような部屋にしたいのかイメージを明確にしておくと、見た目や機能のアイテムをどう選べばいいのか、判断しやすくなります。
――自分では、「すっきりおしゃれ」な部屋をイメージしているのですが、モノが多くてなかなかそううまくはいきません。
小林さん:限られたスペースで機能を確保したい場合は、「凡用性が高い」、「シンプルな」キャビネットを選ぶといいでしょう。本も食器も収納できる、用途を限定しないタイプが便利です。
例えば、ポールと棚板で組み立てるスチールやアルミ素材のシンプルなユニットシェルフなら、多種多彩にモノを配置して楽しむことができます。