2020年6月21日 10:00
ジャルジャル、36歳でさらにお笑いが楽しく「ネタが尽きないと気づいて…」
●ネタ作りは即興「予期してなかった形ができる」
彼らにしかない独創的な発想力と世界観で観客を魅了し続けているお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平(36)と福徳秀介(36)。持ちネタ8000本ともいわれる圧倒的なネタ数も魅力の2人は、20代の頃は「ネタがいつか尽きるのかな」と不安を感じていたが、36歳になって「ネタが尽きない」と気づき、お笑いがさらに楽しくなったという。“奇跡”という相方との出会い。「どこに向かっているのかわからなかった」と苦悩した時代や、「自分の老けと一緒に、お笑いも楽しんでいきたい」という覚悟など、ジャルジャルの現在・過去・未来を語ってもらった。
――ジャルジャルさんはいつも即興でネタを作られているそうですね。
福徳:そうなんです。「こんなネタを考えてきた」「こんな感じでいきたい」とか話すことはまずないですね。お互いに即興で気になったことを言い合っているうちに、それがネタになっていく感じです。
後藤:普通に生活している中で、突然、始まる感じで(笑)
――即興でネタ作りをすることの強みというのは、どんなことでしょうか。
福徳:やっぱり話し合いや打ち合わせをすると、喧嘩をしたり、揉めると思うんです。