TBS、嗜好の傾向を可視化する新サービス「Histrend」を開始
TBSテレビは1月15日、インフォコムとマーケティング分析サービスの企画開発で協業し、新サービス「Histrend」の提供を開始した。
Histrendは、企業のマーケティング / プロモーション / 商品開発関連部門向けに開発された消費者の嗜好性を分析するサービス。同社マーケティング部が約40年間継続して調査している「人の好み」に関するアンケート「TBS総合嗜好調査」のデータをもとに、ブランドや人、物などについて、好まれやすいもの同士の関係性を可視化することができる。
例えば「興味を感じる・くわしく知りたいと思う日本歴史上の人物」という設問に「織田信長」と答えた人は、「ローストビーフ」や「とんかつ・串かつ」などの肉類が好きで、同時に「とら」や「ライオン」といった攻撃的な動物を好む傾向があるということがわかる。
同じ設問で「徳川家康」と答えた人は、肉類より「白菜」や「かれい」を好み、「イルカ」や「パンダ」といった穏やかなイメージの動物を好むという結果が出ている。
また、「好きな芝居・演劇・演芸」で「劇団四季」と答えた人は、「無印良品」を好む傾向があり、このようなデータから新しい販売促進プランを企画することができる。