2014年12月2日 07:57
「Firefox 34」正式版公開、WebRTC対応メッセンジャー「Hello」搭載
米Mozillaは12月1日(現地時間)、Webブラウザ「Firefox」バージョン34の正式版をリリースした。
リリースノートによると、Firefox 34はWebRTCに対応するリアルタイムコミュニケーションクライアント「Firefox Hello」を搭載する。右上のハンバーガーボタンからカスタマイズを選択し、「追加のツールと機能」からHelloボタンをメニューバーに追加することで利用可能になる。ただし1日時点ではFirefox 34にアップデートしても、まだアクセスできないユーザーが多い。
Firefox Helloを使ってユーザーはリンクを生成し、そのリンクをメールなどで相手に送ってリアルタイムのビデオ/オーディオ・チャットを行う。プラグインは不要。特定のサービスやプラットフォームに縛られることなく、WebRTC対応ブラウザ(Firefox、Chrome、Opera)ユーザーとのリアルタイムコミュニケーションが可能になる。Firefoxアカウントにサインインしてコンタクトを管理すると、Firefoxアカウント・ユーザーとの間ではリンクを送らなくても直接通話を行える。
米国(US英語)