ホンダ「グレイス」発売、コンセプトは「コンパクトセダンの革新」画像46枚
本田技研工業(ホンダ)は1日、新型ハイブリッドセダン「GRACE(グレイス)」を発売した。「コンパクトセダンの革新」をコンセプトに、5ナンバーサイズの扱いやすさ、コンパクトカーの優れた燃費性能、アッパーミドルセダンのような広い室内、堂々としたスタイルや高い質感を融合した。
同モデルは5ナンバーサイズながら、ボンネットを長く取った伝統的な4ドアセダンのスタイルを採用。同時にロングホイールベースとすることで広い室内を実現した。4灯式LEDヘッドライトやプラチナメッキ仕上げのグリルにより、上級クラスのような堂々とした車格感のあるデザインとしている。
パワートレーンは1.5リットルのガソリンエンジンに、高出力モーター内臓の7速DCTを組み合わせた「スポーツハイブリッド i-DCD」を搭載した。1モーターシステムでありながらEV発進を可能にしており、JC08モード燃費34.4km/リットルの低燃費を達成した。レスポンスの良い力強い走りも、「グレイス」の魅力となる。
クラスを超えた広さを実現したインテリアは、リアシートの位置を極限まで下げることで足もとのスペースを拡大。同時にリアシートのクッションの厚みや硬さ、表皮のやわらかさ、触り心地から背もたれの角度まで、徹底的にこだわって開発されている。