今年、プロ野球で生まれた珍記録まとめ - 両リーグで"暴投王"になったのは?
という言葉を聞かなくなった昨今のプロ野球。制球力は投手の必須項目だ。だからこそ、たまに生まれる暴投記録は悪い意味で目立ってしまう。特に印象深い2つの暴投記録を振り返ろう。
■DeNA井納、新記録に「マジ? ありがとうございます」
5月9日に行われたDeNAvsヤクルトの6回、DeNAの井納翔一がセ・リーグ史上6人目の1イニング3暴投を記録した。それでも、この試合で勝利投手になった井納。ヒーローインタビューで暴投のタイ記録であることを聞かされると、以下のように答えたことでも話題になった。
「本当に? マジ? ああ、ありがとうございます」。
■新垣渚、両リーグで"暴投王"に?
8月16日、今季途中にヤクルトに移籍した新垣渚は、対中日戦でセ・リーグタイ記録の1試合4暴投を記録した。新垣はソフトバンク時代の2008年にNPB記録の1試合5暴投も記録。1試合4暴投以上を両リーグで記録したこと、そして通算3度も記録したのはそれぞれNPB史上初となった。また新垣は通算暴投数も「88」に伸ばし、NPB歴代3位になっている。
○いぶし銀たちの偉大な記録
プロ野球を面白くしてくれるのは、スター選手たちばかりではない。