くらし情報『男の家電 (127) 掃除機の性能を示す指標はきちんと性能を示せているか?』

2014年12月3日 07:00

男の家電 (127) 掃除機の性能を示す指標はきちんと性能を示せているか?

男の家電 (127) 掃除機の性能を示す指標はきちんと性能を示せているか?
気が付けばもう12月。年末も近いということで、今回は掃除機について取り上げていきたい……といっても効果的な使い方などではなく、掃除機の指標についての話だ。

○知っていますか? 掃除機の性能を示す指標

掃除機の性能を示す指標はいくつかある。代表的なものが、「吸い込み仕事率」と「ダストピックアップ率」だといえるだろう。吸い込み仕事率は、その掃除機のモーターが発揮できるパワーを表している。一方のダストピックアップ率は、一定面積の床の上にまかれたゴミをどれだけ取り除けるのかを示した数値だ。

この2つの数値は、掃除機の性能は示している。しかし、この2つが優れている掃除機が、すなわち優れた掃除機だとはいい難いところがある。


まず、吸い込み仕事率だが、この数値が高ければより強いパワーで吸い込み、掃除が速く終わるように思える。しかし実際のところ、吸い込み仕事率に多少の差があっても、それほど掃除の効率に差が出るわけではない。筆者はキャニスタータイプの掃除機と縦型の掃除機を持っているが、キャニスタータイプのほうは吸い込み仕事率が最大540W。一方の縦型は、吸い込み仕事率が330Wだ。この2台どちらで掃除を行っても、とくに縦型のほうが遅くて時間がかかるということはない。

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