東芝、かまどで炊いたご飯を再現するIH炊飯器 - 連続沸騰でうまみ引き出す
東芝ホームテクノは3日、「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWH」を発表した。昔ながらの羽釜の形にならった内釜「備長炭かまど本羽釜」を新たに採用した。発売は2015年1月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別140,000円前後だ。
RC-10ZWHは、従来機種よりも背を高くした羽釜形状の内釜「備長炭かまど本羽釜」を採用したIH炊飯器だ。水面より上部の空間「連続沸騰うまみ空間」が約25%拡大したことで、途切れることなく高温沸騰を継続できるようになった。広い空間で抵抗なく膨らんだご飯は、かたさと粘りのバランスがよく、一粒一粒が旨み成分で覆われた炊きあがりになるという。
備長炭かまど本羽釜は、発熱効率のよい鉄とアルミを一体成形した素材を用いており、大火力の熱がすばやく釜全体に伝わる。
また、内釜の外面、内ぶたなどに「備長炭入り遠赤外線コーティング」を施した。内釜の羽が接する箇所に設置された「羽釜ヒーター」によって、温度が下がりにくいようになっている。
「かまど名人」コースには、加熱前に米の芯まで十分吸水させる「真空うまみ引き出し」機能を搭載。内釜内の空気を抜いて米にまんべんなく吸水させることで、ご飯の甘みを引き出す機能だ。