2014年12月3日 17:40
ビジネス向け「Dropbox API」が公開 - 開発者の統合アプリ開発を支援
米Dropboxは12月3日(現地時間)、ビジネス向け「Dropbox API」を発表した。ビジネス向けDropboxの利用企業はすでに10万社を超えているという。
新しいAPIにより電子情報開示やデータ紛失防止、カスタム ワークフロー、デジタル著作権管理といった企業の重要なプロセスに対応。「Guidance Software」や「CloudLock」「Splunk」「IBM WebSphere Cast Iron」「Dell Data Protection」など、20を超えるサービスの統合機能を提供する。
Dropboxは先日、米Microsoftとの提携を発表したが、Microsoft OfficeやSalesforce、DocuSignといったソリューションをはじめ、30万を超えるアプリがDropboxと統合されている。
こうした流れに合わせ、ビジネス向けDropbox APIを利用することで、デベロッパーはビジネス向けDropboxのチームレベルの機能にアクセスできるようになる。また、ビジネスに欠かせないチーム向けアプリケーションの導入や管理を行うための管理者権限を強化することで、新たなカテゴリの統合機能も提供していくとしている。