伊藤健太郎、新映画で『源氏物語』の世界にトリップ! 黒木瞳が監督務める
俳優の伊藤健太郎が、映画『十二単衣を着た悪魔』(11月6日公開)の主演を務めることが30日、明らかになった。
同作は脚本家・小説家の内館牧子による長編小説『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』の実写化作。就職試験を立て続けに落ちているフリーターの雷(伊藤)は、激しい雷雨に見舞われ気を失い、目覚めると1,000年以上も昔に紫式部によって書かれた『源氏物語』の世界にいた。アルバイト先で配られた『源氏物語』のあらすじ本のおかげで陰陽師として弘徽殿女御に見出され、息子を帝にしようと野心に燃える弘徽殿女御に翻弄されながらも次第に触発され支えていこうと決心する。
伊藤にとっては、映画として本作が初の時代劇となり、就職試験59連敗中の実家暮らしのフリーター・伊藤雷を演じる。何でもできる弟に対して劣等感を持つ彼が、ひょんなことから『源氏物語』の世界にトリップし、弘徽殿女御に仕え翻弄されながらも、未来を当てる比類なき陰陽師として周りから認められることで成長していく。
伊藤が支える弘徽殿女御役には、初共演となる三吉彩花が決定。嫌われ者・野心家などのイメージの弘徽殿女御だが、現代のキャリアウーマン顔負けのハートと冷静な分析力で息子を帝にしようと、ブレない信念を貫く芯の強い女性として演じる。