2014年12月5日 06:00
英国に行ったらエールで乾杯! スーパーで見つけたお土産にもなる地ビール5選
英国のビールと言えば、やはりダークな「エール」。パブで1杯もいいのだが、スーパーマーケットでもいろんな種類のエールが売られている。そこで今回、気軽に買える多数のビン入りエールの中から、飲み比べて厳選した5種類をご紹介!
○戻ってきたエール人気
英国でも絶対的に消費量の多いビールと言えば、日本のスタンダードなビールのような炭酸のきいた薄い黄色のビール「ラガー」だが、地ビールとなるとやはりエール。炭酸の弱いダークなエールは、英国では「ビター」とも呼ばれて地方色も豊か。「冷え冷えをごくごく」のラガーと違って、「ぬるめをちびちび」がエールのお作法で、一昔二昔前の英国では「おじさんの飲み物」として定着していた。
しかし、英国の消費者団体「CAMRA(キャンペーン・フォー・リアル・エール)」の働きかけに昨今の食ブームも手伝って、すっかり活況を取り戻した様子。最近ではほとんどのパブで数種類のエールを用意している。ラガーに比べて味の幅の広さが食通の若者にもうけて、ワインやウイスキーのように違いを求める通好みの飲み物となっている。
○ハチミツ香るオーガニック・ビール
さて、ロンドンの中規模のスーパーマーケットで買えるビン入りの英国産エールは20~30種類以上もあるが、その中でもエール初心者にも飲みやすいのが、西ロンドンで醸造されているオーガニック・ビール「ハニー・デュー」。