2014年12月5日 07:30
脱社畜的「会社の歩き方」 (24) プライベートを死守するために気をつけたい3つのこと
仕事にプライベートを侵食されることほど嫌なことはありません。せっかくの休みの日なのにトラブルで呼び出されたり、平日にできなかった仕事を自宅に持ち帰って片付けたりしていると、どんな人でも気が滅入るものです。平日に気持ちよく仕事をするためにも、プライベートは死守したいと思っている人は少なくないことでしょう。
「仕事とプライベートでしっかりとメリハリをつけたい」というのは、本来であれば当然の要求です。しかし、日本の会社の一部には、このような考え方を嫌う人たちがいます。彼らは若者がプライベートを要求するたびに眉をひそめます。彼らはしばしば、以下のような乱暴な物言いをします。
「若いうちはプライベートを全部仕事に捧げてはじめて一人前になれる」
「見習いのうちはワーク・ライフ・バランスなんて必要ない。
必要なのはワーク・ワークだ」
「仕事でまだ一人前になっていないのに、プライベートを要求するなんてありえない」
はっきり言いますが、これらの言い分は完全に間違っています。プライベートは、仕事で一人前になることではじめて付与されるようなものではありません。人間は仕事のためだけに生きているわけではないのですから、仕事とは別にプライベートの時間があるのは当然です。