2014年12月5日 10:31
ジュニパー、OCPの設計にJunosを統合したスイッチ「OCX1100」発表
米ジュニパーネットワークスは12月3日(現地時間)、オープンコンピュートプロジェクト(OCP)のハードウェア設計に同社のキャリアクラス・ネットワークOS「Junos」を統合したスイッチ「OCX1100」を発表した。
同製品は2015年第1四半期に発売予定で、大規模なデータセンター構築に対しコスト効率に優れたオープンな分散型スイッチング・プラットフォームを提供する。
同製品は、L3ネットワークの実装に必要な機能を提供するほか、カスタム・スクリプトおよびアプリケーションと「Junos」の対話を可能にするPythonなどのオープンスタンダード・プログラミング・インタフェース、自動プログラミングおよびプロビジョニングを可能にするPuppetやChefといった「Junos」のツールへのネイティブ・インストールのサポートを提供する。
そのほか、「Junos」ソフトウェア開発キット(SDK)へのリアルタイムな一時テーブル・プログラミングや、サードパーティ・ネットワークOSの分散とローディングにより、ベンダロックインから解放するオープンネットワーク・インストール環境(ONIE)も提供する。
なお、大手オリジナル・デバイスメーカー(ODM)