11月のモバイルOSシェア、発表
AndroidとiOSのシェアの合計値は90%を超えており、スマートフォンやタブレットデバイス向けのオペレーティングシステムとしてこの2つが支配的なポジションにあることがわかる。
バージョン別に見ると、iPadがシェアを減らしiPhoneがシェアを増やしている。これはiPhone 6およびiPhone 6 Plusの販売開始の影響で、これまでiPadを使ってきたユーザーがiPhone 6やiPhone 6 Plusの利用へ流れたことに一因があると見られる。この傾向の要因としては、iPhone 6およびiPhone 6 PlusはiPhone 5sよりもスクリーンサイズが大きく、これまでiPadで行ってきた作業がこなせるようになったことが挙げられる。
AndroidではAndroid 4.4がシェアを増やし、Android 4.2およびAndroid 4.1がシェアを減らし、徐々に最新版への移行が進んでいることがわかる。
ユーザーのアップグレードが比較的早いiOSと比較して、Androidはユーザーが利用するバージョンが分断する傾向が見られ、さまざまなバージョンが混在した状況になっている。