これまで多くの方から夫婦間に起こる問題や悩みの相談を受けてきました。中には離婚を決断したご夫婦もいます。離婚に至った理由は千差万別で、離婚した夫婦が100組いれば、100通りの理由があります。
しかし、離婚を決意させた原因はいくつかに大別することができます。婚姻関係を長く続けていれば、多かれ少なかれ、どこの夫婦にも起こり得ることですが、それに気付いて改善できるか否かで、離婚するかしないかが変わってきます。
1.嫉妬深い・疑い深い
家庭を、夫婦関係を、壊したくないがために、相手の浮気や心変わりを心配するのは当たり前です。それを警戒するばかりに、度が過ぎた嫉妬や何気ない挙動にまで疑念を抱く場合があります。
家庭や夫婦関係を守りたいのであれば、時には「知らぬふり」や「見ぬふり」も必要となります。
嫉妬や疑心暗鬼のあまりヒステリックになるほど、相手の気持ちは離れて行ってしまいます。こうなると、離婚に至るまでの時間はそう長く掛かりません。
2.相手を尊敬しない・軽んじてしまう
夫婦のどちらかに、相手を見下すような言動や、軽蔑するような傾向が多少でも見受けられる場合も危険です。相手を尊敬・尊重する気風に欠けている夫婦も、離婚する確率が高いと言わざるを得ません。