競争激化のモバイルWi-Fiサービス、主要キャリア比較で改めて最適解を探してみる - エリア、速度、料金ではWiMAX 2+か
モバイル機器の性能向上やコンテンツのリッチ化ともあいまって、データ通信環境へのユーザーの期待の高まりはとどまる気配を見せない。そういった期待を受け、業界は通信速度の高速化や料金体系の見直しを早いサイクルで進めるなど、激しい競争の真っ最中だ。一方で、変化も早いだけに「結局、どのサービスを選べばいいの?」という難しさも生まれはじめた。そこで今回、改めて主要キャリアのモバイルWi-Fiルーター/サービスを比較、最適解を探ってみたいと思う。
○端末やサービス、カタログスペックは横並び?
それでは、まずは主要キャリアの代表的な端末のスペックと、サービスの概要を比べてみよう。「docomo Xi」「Softbank(SoftBank 4Gなど)」「WiMAX 2+」、「Y!モバイル(ワイモバイル LTEネットワークなど)」といった各社が提供するモバイルWi-Fiルーター4端末のスペック比較表がこちら。
端末の公開スペックを額面だけで比較すると、バッテリーあたりに僅かな差こそあれ、「ここが!」というような決め手となる差はあまり見られない印象だ。では、サービス面ではどうだろう。
サービスのスペックを以下表にまとめてみた。