2014年12月10日 15:49
SAP、HANAで稼働する会計ソリューション「SAP Simple Finance」提供
SAPジャパンは12月9日、同社のインメモリ・データベース「SAP HANA」上で稼働する会計ソリューション「SAP Simple Finance」の提供を開始した。同製品は、ビジネスの究極の"シンプル化"を実現するために設計された同社の次世代のアプリケーション群「s-innovations」の第1弾。
初めに、バイスプレジデント ソリューション&イノベーション統括本部長の堀田徹哉氏が、「s-innovations」について説明を行った。
堀田氏によると、同社は「Run Simple」というテーマの下、「アプリケーションのSimple化」「LandscapeのSimple化」「UXのSimple化」「IT利用のSimple化」を推し進めているという。これらを実現するIT基盤を構成する要素の1つが「s-innovations」となる。
堀田氏は、「s-innovations」の特徴として「データ構造の簡潔化」「データボリュームの削減」「分析視点/ビュー自由度の向上」を挙げた。そして、SAP HANA上でs-innovationsを用いることで、業務・組織・生産性に改善され、最終的に、事業価値の創造がもたらされると語った。