くらし情報『2014年Q3はマルウェアが急増、2015年の脅威予測も - マカフィー』

2014年12月11日 14:04

2014年Q3はマルウェアが急増、2015年の脅威予測も - マカフィー

2014年Q3はマルウェアが急増、2015年の脅威予測も - マカフィー
マカフィーは12月10日、2014年第3四半期の脅威レポートおよび2015年の脅威予測を発表した。

第3四半期のトピックは「マルウェアの増加」。毎分307個以上(毎秒5個以上)の新たな脅威を検出しており、モバイルマルウェアのサンプル数は16%増加。マルウェア総数にいたっては、前年同期比で76%増と急激に増加している。

また、マルウェアを合法的なコードと偽る攻撃手法が多く確認された。HeartbleedやBERserkといったSSLの脆弱性、デジタル署名の継続的な不正使用などが主な攻撃だ。

2015年の脅威のポイントは9点。

1つめは、攻撃者が国家的なサイバースパイ活動家のような大規模な活動をするようになる。
個人、知的財産、作戦情報に関する付加価値の高い情報を収集するようになる。

2つめは、IoTへの攻撃の頻度、収益性、重要性の拡大だ。IoTデバイスの急速かつ大規模な導入や普及するが、一部セキュリティとプライバシーが守られていないケースも出てくる恐れがある。そうなると、攻撃者にとってはIoT端末が絶好の対象となる。

3つめは、プライバシーに関する議論の活発化だ。個人情報の利用と共有範囲は、国家規模の取り扱いとしても曖昧なままであったが法律によって規制が始まる。

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