KDDI VE、企業のモバイル事業支援なども行うMVNO「UQ mobile」開始
KDDIバリューイネイブラーと沖縄バリューイネイブラーは12月11日、auの4G LTEを利用するMVNOサービスを軸とした事業展開を発表した。様々な企業パートナーのモバイルサービス展開についても支援していく。
この事業は、企業パートナーらの「より柔軟なモバイルサービスの提供を行いたい」というニーズの高まりを受けたもの。KDDIバリューイネイブラーと沖縄バリューイネイブラーがMVNOとなり、パートナーと連携して低価格志向のユーザーに向けた付加価値のあるモバイルサービスを提供する。今後、パートナーのブランド資産やリアル店舗などを生かしたサービスの提供によって、「スマートフォンやタブレットユーザーの裾野拡大に貢献する」としている。
具体的には、パートナー支援のサービス基盤としてauの4G LTEに対応したMVNOサービス「UQ mobile」を提供する。この基盤を活用することで、パートナー企業は料金請求やコールセンター運営、各種法制度対応といった通信事業ノウハウが必要な対応とコスト負担が不要になる。そのため、企業が「モバイルサービスの販売と付加価値創造に専念できる」という。
ややイメージが湧きにくい企業パートナーへの提供形態だが、「UQ mobileがサービスを提供するものの、ブランド名だけはパートナーのもの」