米MS「Windows 10」イベントを1月21日に開催 - 一般向け機能を披露
Microsoftは今年9月30日に米サンフランシスコでWindows 10のプレビューイベントを開催し、10月1日に技術プレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の提供を開始した。その際に2015年の早い時期にコンシューマー向け機能の詳細やPC以外のデバイスに関する情報などを公開するとしていた。
All About MicrosoftのMary Jo Foley氏によると、1月21日のイベントでスマートフォンやタブレットなどモバイル端末向けのWindows 10が披露される。デスクトップUIを含まず、MetroスタイルのUIでWindows Storeアプリのみが動作する。
Windows 10のJanuary Technical Preview (JTP) が登場する可能性も高い。コンシューマー向けの機能を体験できるJTPには、2-in-1デバイスでデスクトップモードとタブレットモードの切り換えを円滑にするContinuum機能のサポート、パーソナルアシスタント機能Cortanaなどが含まれると見られている。また、イベントのスピーカーにXbox部門を率いるPhil Spencer氏が含まれるため、OSコアの共通化にXboxがどのように関わっていくかも注目点の1つになる。
1月21日のイベントに続いて、Microsoftは2015年3月18日-19日に中国の深センで、ハードウエア開発者カンファレンス「WinHEC」を開催する。そして2015年4月29日-5月1日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催する開発者カンファレンス「Build 2015」を経て、2015年中頃以降にWindows 10の最終製品をリリースする計画だ。