FreeNAS 9.3が登場
「FreeNAS 9.3」ではWebユーザーインタフェースの再構築、Microsoft ODXのサポート、Microsort Windows 2012クラスタのサポート、VMwareとの連携機能の強化、VAAI機能のサポート、ロールバック機能を含むセキュアなアップデート機能の提供などが実施されている。
FreeNAS 9系はFreeBSD 9系をベースに構築されているが、次期バージョンはFreeBSD 10系をベースとしたFreeNAS 10になるとされており、9系とは抜本的にアーキテクチャが変更されるという。FreeBSD 10系には9系は存在しなかったbhybeといった仮想化機能があり、次期バージョンはこうしたFreeBSD 10系の機能を活用したバージョンとして開発が進められている。
FreeNASは、ZFSをはじめNASソリューションに必要とされるさまざまな機能を提供しており世界的に人気がある。FreeNASをベースとしたプロダクトを提供するベンダはiXsystemsに限らず存在しており、NASソリューションとして注目度が高い。