くらし情報『OKIとXylon、ADASの設計受託市場参入を目指し技術提携契約を締結』

OKIとXylon、ADASの設計受託市場参入を目指し技術提携契約を締結

OKIとXylon、ADASの設計受託市場参入を目指し技術提携契約を締結
沖電気工業(OKI)は12月11日、OKIグループの設計受託事業会社であるOKIアイディエス(OIDS)とFPGAデザインサービスを展開するXylonが、日本国内における自動車の先進運転支援システム(ADAS)の設計受託市場参入を目指し、11月12日に技術提携契約を締結したと発表した。

自動車業界では、ドライバーや歩行者の安全性を高めるため、高速・高精度な画像検出・認識技術を搭載したサラウンドビュー機能や運転支援システムの普及が進んでいる。これらの技術を製品に組み込む際、専用のシステムLSIに代わり、開発のイニシャルコストやリスクを低減し、開発サイクルの縮小と多用な製品への展開が可能なFPGAを採用する動きが拡大している。

そこで今回、欧州と北米のADAS市場で多くのFPGAベースの開発実績をもつXylonと、日本国内を中心に高速画像転送、通信処理のFPGA用IPやサービスを提供しているOIDSは連携して、今後成長が見込まれる国内ADAS市場へFPGA設計技術の提供を開始する。

今回の提携により、OIDSは、XylonのADAS技術の日本国内における独占使用権を獲得した。豊富な実績とノウハウを誇るXylonのADAS技術を活用することで、日本国内の自動車市場における設計受託の販売を強化する。

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