くらし情報『ミルクで減塩、和食をおいしくより健康食にする「乳和食」の提案』

2014年12月12日 17:16

ミルクで減塩、和食をおいしくより健康食にする「乳和食」の提案

ミルクで減塩、和食をおいしくより健康食にする「乳和食」の提案
一般社団法人 Jミルクは9日「第38回メディアミルクセミナー」を実施し、和食の新しい提案といえる「乳和食」について講話した。減塩しながらもおいしさを損なわない「乳和食」を、実際に病院や介護施設での事例を紹介しながらそのメリットを語った。

○健康食として評価が高い和食の意外な弱点

第38回となる今回のメディアミルクセミナーでは、実際に医療の現場などで「乳和食」を導入している西村一弘先生(日本栄養士会理事、東京都栄養士会会長、緑風会緑風荘病院栄養室・健康推進部主任)を招き、「乳和食」のメリットなどを講和した。

和食といえば、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、ヘルシーで栄養バランスの取れた健康食として世界的にも評価が高い。だが、意外な弱点があるという。「実は、和食メニューではカルシウムとビタミンが不足しがちになります」。ビタミン類はフルーツなどで手軽に補えるが、カルシウムはそのような手軽な食材が多くない。

また、カルシウムは塩と結合して体外に排出されてしまうので、塩分の多い食事をしていると効率的に摂取できない。
カルシウムの摂れる食べ物といえば小魚などをイメージするが、塩分を多く含んでいる場合が多く実際の吸収率が上がりにくいという。

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