2014年12月15日 08:00
『星の王子さま』初のアニメ映画、特報映像が公開! 主人公は女の子と飛行士
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』初のアニメーション映画化作品『リトルプリンス 星の王子さまと私』(2015年冬公開)の特報映像が15日、公開され、物語の一部が明らかになった。
1943年の出版以来、全世界270以上もの言語・方言で翻訳され、1億4,500万部を売り上げる『星の王子さま』が、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督により、初めてアニメーション映画化が実現。本作では、『星の王子さま』の"その後"を、『星の王子さま』のエピソードと並行して描く。
主人公は、9歳の女の子と年老いた飛行士。女の子は、母親の言いつけを守り、進学校への入学を目指して日々勉強に励んでいたが、昼は裏庭の飛行機を修理し、夜は屋根の上の望遠鏡で空を眺めている隣に住む奇妙な老人が気になっていた。ある日、母親の目を盗んで老人と仲良くなり、老人から、昔、不時着した砂漠で出立った男の子の思い出話を聞く。それは、彼がだれにも打ち明けていなかった物語。老人は、星の王子さまと出会った飛行士だったのだ。
そして2人は、星の王子さまとの思い出を分かち合うことで、絆を深めていく。
本作は、"現実世界"を最先端のCGアニメーションで、"星の王子さまの世界"を温かみのあるストップモーションアニメーションで描くハイブリッド・アニメーション。